第14回四支部合同研修会が開催されました。


平成29年3月4日土曜日の17時より第14回四支部合同研修会が開催されました。


演題「かかりつけ薬剤師と地域包括ケアシステム」健康サポート薬局時代に向けた薬局薬剤師の業務と位置付け


今回お招きしましたのは、薬局つばめファーマシー代表取締役で全国薬剤師・在宅療養支援連絡会副会長でもある萩田均司先生です。萩田先生には第4回の合同研修会でもご講演を賜りましたが、前回と同様に大変素晴らしい講演内容でした。

地域住民の皆様が最初にアクセスしやすい医療機関として、薬局に行く目的や薬局に対して期待する事をしっかりと把握し、今一度、地域との係わりを見直さなければならないと感じました。調剤業務という"受け身業務"だけではなく、多職種連携による在宅医療への参加、検体測定やフィジカルアセスメントによるトリアージ、そして、それらの情報を活かして医療や介護、福祉、行政につなげるハブとしての役割を担わなければなりません。

薬剤師は今まさに、薬を渡す「物」中心の業務から脱却し、セルフメディケーション~在宅医療まで、幅広く医療サービスを提供できる「人」中心の業務が求められていると萩田先生はおっしゃていました。

薬剤師一人ひとりが意識を変えなければパラダイムシフトは起こり得ません。今までの通常業務から一歩踏み出してみましょう!「薬剤師にはもっと可能性がある」そう思わずにはいられない講演でした。萩田先生ありがとうございました。