第16回福岡医療圏合同研修会が開催されました。

平成30年4月28日(土)17時よりTKP博多駅前ホールにて第16回福岡医療圏合同研修会が開催されました。今回より、福岡市薬剤師会の皆様にもご参加頂き、5支部による研修会団体となりました。


演題「薬局への期待~平成30年度診療報酬改定を踏まえて~」


今回お招きしましたのは、元日本薬剤師会の副会長で、現在は公益社団法人日本薬剤師会の相談役の漆畑稔先生です。過去に調剤報酬の決定にも深く関わられた事もあり様々な裏話も聴く事が出来て、とても楽しく今後の薬局薬剤師がどうあるべきかを具体的にお示し頂きました。

現状では、まだまだ薬剤師の在宅への介入は少ないというご指摘でした。薬剤師の管理を必要としている患者さんの2割程度とのことで、薬剤師が活躍できる場面は多く潜在しているのだと知りました。そのためには、地域包括ケアシステムに薬剤師が重要な役割を担っていると、国や多職種のみなさんに、もっとアピールしていかなければと思いました。

漆畑先生をはじめ、多くの委員の皆様が薬剤師のために様々な点数や加算を考えてくれているということ。それを薬剤師は上手に活用出来ていないということも反省しなければいけません。必要な点数はしっかりと算定して、仕事に見合った報酬を貰わなければいけませんね。

お忙しい中で、福岡まで来て頂き誠にありがとうございました。ここには書けない裏話なども大変面白く2時間があっという間に過ぎました。今後のご講演ではお孫さんの成長も楽しみのひとつです。お孫さんの写真の掲載もしたいところでしたが個人情報の点もあり割愛させて頂きました。大変貴重なお話を長時間に渡りお話頂きましたことを心より感謝申し上げます。